非電化冷蔵庫 初夏の温度測定3
引き続き、非電化冷蔵庫の温度測定をしています。(前回はこちら)
タイトルは「初夏」ですが、ついに梅雨が明けて夏本番!
夜も寝苦しく、熱帯夜になってきました。
そして夜が晴れたので、いよいよ「星空が見える晴れた夜に、外蓋を開けた場合」の測定に着手。
ところが・・・・
すぐに戻り梅雨のような天気になってしまい、たった1日しか測れませんでした。
残念。
なので、今回は<速報>としてアップします。
では、結果はこちら!
・・・・
あれ・・・。
夜に入って、着々と外気温(赤い線)は25℃まで7℃も下がっているのに、
冷蔵庫内の温度(青い線)はわずかに2℃下がっただけ。
うーーーむ。
冷えてない。
なぜ冷えなかったのでしょうか?
<理由の考察1>
天気が下り坂で、朝は曇っていたので、夜の早い段階で曇り始めていたのかもしれない。
すると放射冷却が弱くなるので、冷えにくい。
<理由の考察2>
そもそも冷却性能が悪い。
性能は、熱を伝える「水の量」と熱を放出する「空が見えるトタンの面積」に比例します。
ところが、木の枠に節があって、そこに当たると袋が破れてしまうことがあります。
水が漏れ出てしまうので、「水の量」が減ってしまいます。
今のはあくまで初期モデルですから、完璧でないのは当たり前。
ここから改善していくことが楽しみでもあります。
というわけで、今後は引き続きの計測と、冷却性能アップに取り組んでいきます。
※非電化冷蔵庫の取り組みは、1ヶ月ほどお休みします。理由は次回のブログにて。