スウェーデンに行ってきます

今日から1ヶ月、家族でスウェーデンに行ってきます。


去年は僕1人だけで同じく夏に行ってきたのですが、その時はエコツアー参加がメインでした。

エコツアーのまとめはこちら


しかし今回は家族3人で、避暑と移住の疑似体験・下調べです。


スウェーデン国内を巡るわけではなく、首都のストックホルムにだけ滞在する予定で、


ホテルではなくマンションで生活体験します。


その様子を、できるだけブログにアップしていきたいと思っています。



さしあたり、旅行のときにまず確保する、航空券と宿について書いてみます。



<航空券>

去年と同じく、今回もエア・チャイナを選びました。3人分でちょうど30万円くらいです。

本当はフィンランド航空とか、ルフトハンザ航空とかに乗りたいのですが・・・


高いんです。(涙)


一人当たり5万円以上違うので、家族3人だと15〜18万円も変わってきます。


飛行機に乗っているのなんて、どうせ13時間。


時給1万円と考えれば、我慢できます。バイトみたいなもの。


他にもタイ航空などもありますが、東南アジア経由は搭乗時間も乗り継ぎの待ち時間も長く、とても体力がもちません。


エア・チャイナなら、北京経由でほとんど直線的に行きますし、乗り継ぎも結構いいのです。


しかし・・・・


その機内体験は驚愕です。


特に北京→ストックホルム


去年乗ったときに感じたのは・・・


まず、20年前にタイムスリップしたかと思うほどの古い機体。


例えば座席の上の荷物入れ。微妙に狭いし使いにくい。


テレビは天井にポツリポツリあるだけで、しかもブラウン管。


もちろん中国語で中国モノの番組や映画なので、全く観る気が起きません。


この、どうにもならない感。(笑)


「あぁ、そういえば高校生のときに乗ったデルタ航空はこんな感じだった・・・」と思い出しました。


そして機内食


いったいどんな添加物を使っているんだろう!!??


と、むしろ興味すら湧きあがる、色と味。


普段オーガニックとか無添加とかを選んでいることもあって、


とてもじゃないけど食べられませんでした。ごめんなさい。


全く想定していなかったので、飢えを我慢しながら、水でしのぎつつ到着を待ちました・・・。



それから、フライトアテンダント


サービスって言葉、知らないよね? と確認したくなる振る舞い。


アメリカのローカル線なんかも、ノリが軽過ぎて腹立つことがありますが(笑)、


それとは全く違った次元の驚きでした。


端的に言えば、やる気がない。


どうしようもないので、自分で勝手にやるしかありません。



ただ、補足しておくと、他の区間はそれほど気になりませんでした。


名古屋→北京、北京→名古屋はたった3時間だし、日本人も多いし。


帰りのストックホルム→北京は10時間ですが、


機内食ストックホルムで調達するので、むしろ美味しかったです。



というわけで、去年のエア・チャイナ初体験(北京→ストックホルム)は散々で、


できればもう乗りたくないと思ったのですが、


旅費削減のためには仕方がない。


家族3人ならこの程度の試練は乗り越えられるだろう。


それに期待値もたっぷり下げてあるしね。


というわけで、今回もエア・チャイナを選んだのです。




<宿>

家族3人で1ヶ月も滞在するとなると、ホテルは現実的ではありません。


それだけで60〜100万円近くかかってしまうし、外食ばかりでは面倒だし、味が濃くて飽きてしまいます。


というわけで、最初の1泊だけはホテルで、翌日からはマンションを借ります。


マンションを借りるにあたって、「住人が留守にしている間、その家を借してもらう」サービス<Airbnb>を使いました。


ここには192ヶ国 26,000件以上の「部屋を貸します」という情報が載っています。


ほとんどが個人で登録していて、


例えば、「夏の間は田舎の別荘に行っているので、都市にある部屋は誰かに貸す」ことができます。


僕は借りる側ですので、そういう人が登録した物件をこのサイトで探して、利用を申し込んだわけです。


これだと、その街に暮らす体験ができます。


買出し、食事、洗濯や掃除を全部自分でやるわけです。


もともと住んで生活している人がいるので、必要なものは一式全て揃っています。


日本だとウィークリーマンションがありますが、本来はそこで暮らす世帯主がいる、という点が違います。


物件はそれこそ地下室みたいな部屋から豪邸までいろいろ登録されていますが、


今回はストックホルム郊外の住宅街にあるマンションを選びました。


最初の物件に10泊、もうひとつの物件に16泊の予定です。


これでおよそ2,300ユーロ(約23万円)。


ホテルに比べればずっと安いし、ユースホステルに比べれば(きっと)ずっと快適です。


ちなみに、このサービスを使うときのチャレンジは2つあります。


1つは、英語。


貸主と直接連絡を取り合うし、現地でも会うので、英語ができないとどうにもなりません。


僕は幸運にも普段から英語で仕事をしているので、こういう時は本当に助かります。


もう1つが、日程調整。


ホテルなら空き部屋をネット上で即座に確保できますが、


このサービスでは貸主が本当にその期間貸せるのか、事前に確認しないと予約できません。


場合によっては、アジア人には貸したくないとか、他の人とバッティングがあって貸してもらえないこともあるでしょう。


僕は結局9件にあたりました(=9人の貸主に連絡)。


時期的に次々と新しい物件も新規登録されるし、なんだかんだで2週間くらいかかったと思います。



そんなわけで、1ヶ月の旅行にあたって、航空券と宿をどうしたか、の話でした。


では、行って来まーす!



※自宅で取り組んでいた非電化冷蔵庫は、スウェーデンに行くため1ヶ月お休みです。