持続可能性の教育<幼稚園編>

昨日は、企業視察の後、幼稚園と小中学校を見学。

ここでも、「持続可能な発展のための教育」のレベルの高さに脱帽するばかりだ。

まずは幼稚園。入口もかわいい。


子どもたちみんなとても楽しそう。意思を尊重されて、見守られていることが伝わってくる。



園庭は、そのまま森と湖につながっている。森の中で遊び、学ぶ。
自然と日常的に触れ合うことで、自然の大切さを実感できる。


自然のことはもちろん、食事やテレビなどの生活についても先生が「持続可能な暮らしのあり方」の視点で子どもたちに教える。
また、それができるように先生もトレーニングを受けているのが素晴らしい。



スウェーデンの幼稚園のシステム自体も興味深い。
3人の先生が15人くらいを担当。先生が残業しなくて済むように、時間をずらして勤務している。
また、1歳から入園して、6歳で卒園するまで同じ子どもをずっと担当する。それによって、その子の成長を深く理解することができる。


ちなみに、教育が無料のスウェーデンは、幼稚園も完全無料だ。
給食も、送迎バスも、遠足も含め、親からお金を徴収することがない。


子どもは社会で育てるのだ、という強い意志が実現されている。