スウェーデン地方紙に載りました

昨日スウェーデン北部の街、ウーメオで幼稚園を視察しました。

その際、地元の新聞紙にインタビューをして頂いたのですが、

今日の朝刊を見たら、なんと裏面のトップでした。(右が僕です)

内容を翻訳すると、ざっとこんな感じです。


【フクシマのようなことはもう起こって欲しくない】


新エネルギー:ウエダ・アツシとイチカワ・ヨシノリは、スウェーデン滞在中に再生可能エネルギーを視察する。ウーメオ市では、彼らにトムテボガードスコラン幼稚園の省エネと園児への教育にどのように取り組んでいるのかを紹介。二人とも、この視察の経験を日本で生かしたいと望んでいる。


イチカワ・ヨシノリは東京に住んでいたが、フクシマから逃れるため西へ移住した。「3歳の息子を守り育てたかった」と。イチカワは今、原発代替エネルギー・モデルをスウェーデンに学ぼうとしている。

イチカワ・ヨシノリは15年東京に住んでいたが、移住を決めた。彼は3歳の息子を守ることを最優先したのだ。「空気や食べ物による放射能汚染から、できるかぎり子どもを守りたい」と。


ウエダ・アツシの両親はフクシマに住んでおり、原発から70km離れたところだ。「両親は十分に離れたところに住んでいるものの、彼らはやはりまだ不安に思っています」とのこと。


−多くの人が代替案を求めている

イチカワ・ヨシノリとウエダ・アツシは、10人ほどの環境とエネルギーについて関心を持つグループとして、スウェーデンに来て、1週間にわたってこの国の再生可能エネルギーについて視察する。
風力やバイオガス、効率的なエネルギー利用などを視察する予定で、この国初のエコ自治体であるオーベルトーネオにも訪問する。


311の地震に伴って起きたフクシマ原発事故は、数多くの日本人を目覚めさせた。かつてないほど、日本は代替エネルギーに注力すべきだという声が高まっている。

原発や石油に代わる、新しいエネルギーへの関心が高まっているのです」とイチカワ・ヨシノリは語った。

現在50基も抱える原発への依存を、日本はやめることができる、と彼は信じている。

「日本は自然エネルギーにとても恵まれています。川、地熱、風、太陽、さらには海にも囲まれているのです。」


ウエダ・アツシは東京でIT企業に勤めている。

スウェーデン視察の後は、再生可能エネルギーに取り組む環境団体でこれまで以上にボランティアとして貢献したい」