日産とエコ

ちょうど前回の日記に関連した記事を発見。

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「電気自動車、全世界で販売へ ゴーン日産社長 2010年から日米欧、中東にも」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080502-00000947-san-ind

電気自動車(EV)を2012年までに新興国を除いた全世界に販売する方針を明らかにした。EV専用車を10年に米国、11年にイスラエルデンマークで発売。日本や欧州などでは12年までに販売する。イスラエル以外の中東地域へ投入する計画も表明した。EV戦略は13日に発表する新中期経営計画に盛り込む。事業基盤を早期に確立し、開発競争で他社をリードする考え。

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温暖化ガスを出さない究極のエコカー・電気自動車。

でも自動車メーカーが電気自動車を作るのはエコが理由ではない気がします。

前回の日記でも触れましたが、10年後、20年後には、ガソリンは供給が需要に追いつかず、どんどん高くなっていくでしょう。

そうすると、電気の方が安く走れるようになる。

さらに先には、ガソリンが希少なモノになっていくと思います。

自動車会社にとっては、地球温暖化よりも、走る燃料であるガソリンが入手できなるなるほうがはるかに脅威です。

温暖化してもビジネスはできますが、燃料がなければ誰も車を買わないからです。

今、日産などの自動車メーカーが電気自動車に注力しているのは、エコだからではなく、燃料が切り替わっていくからなのではないかと思うのです。