田んぼ始めます
田んぼでお米作りをやってみます。
といっても、未経験者が一人でやるなんて、もちろん無謀です。
実は、いま住んでいる京都府京田辺市で、同じように田んぼやってみたい人たちの集まりがあることを知って、仲間に入れて頂けることになったのでした。
ありがたや・・・。
集まり自体がまだ2年目で、手探りの状態とのこと。
そして、<自然農>という、農薬も肥料もつかわない、耕すこともしない、という自然に寄り添う方法に取り組んでいます。
我が家の食材も、子どもができた頃からオーガニックに傾き始めました。
せっかく自分でも作るのであれば、安心安全にこだわりたいな、と思っていたので、自然農だなんて最高です。
そして今日、初参加して、冬の田んぼ準備を行ってきました!
うち奥の2枚に普通のお米を作ります。
手前の2枚は台風の被害があってお米には使えないので、黒米にします。
(黒くなっているのは、単に焚き火をした跡)
冬の準備は、苗が健康に育つよう、舞台を整えておくためだそうです。
その方法も、自然農ならでは。
というわけで、今日は苗代(なわしろ)作りの作業です。
まず、苗代の範囲を決めてから、草とその種を取り除きます。
表面5〜10センチの土をよけてよけて・・・。
結構ハードな作業です。
男という字は、「田んぼにチカラ」と書きますが、まさに肉体労働です。
明日の筋肉痛はこの時点で確定。
僕の体、すっかり運動不足ですからね・・・。
さらに苗代の周りを深さ20センチくらい掘ります。
これ、なんとモグラ対策!
溝があると、モグラは外が嫌いなので、やられるリスクを減らせるわけです。
表土を削ってしまうので、それを補うために、お米のヌカをまいて、ワラをかぶせます。
これで出来上がり!
それから、ちょうど昨夜は新月だったので、ビワの木を植えることになりました。
新月は、木が休む時だそうで、昔から木を切ったり植え替えたりするのは新月が良く、その後の状態や生育が変わってくるそうです。
ビワは、あっという間に大きくなるらしいので、影が田んぼにかからないよう、端のほうに植えました。
もはや開墾しているような。。。
そして、どうしてビワかというと・・・葉っぱから、ビワ茶が頂けるからです。
ビワ茶っておいしいんですよね〜。
それから、田んぼの奥にある竹林の間伐も進めました。
間伐というと、杉やヒノキがメジャーですが、竹も大きな問題なんです。
子どもたちもがんばりました〜。
今日の作業はここまで。
もう少し冬の作業が残っているそうですが、これから1か月ほど寝かせるみたいです。
特に水をやる必要はないとのことで、その方が苗は丈夫に育つそうな。
4月の仕事もたのしみです。