ホームセンター in ヨーテボリ BAUHAUSに行ってきた

前回の「BYGG MAX」の後、はしごしてもう1件、ホームセンターを見学してきました。

BAUHAUS(バウハウス)という、ドイツ発のホームセンターです。
日本には店舗がなく、ヨーロッパだけで展開されているチェーンです。

BYGG MAXに比べると、こちらの方が道具類も充実していて、ガーデニングもカバーしています。
さらに店舗も巨大なうえ、全てDIYに関した品揃え。(DIY=Do It Yourself:自分でやろう)


日本のホームセンターでは、店舗が大きくなると、品揃えや在庫が増えるよりも、キッチン用品、事務用品、食品といったようにカテゴリーが増える傾向があります。
でも、このBAUHAUSは、巨大なスペースがどれも材料や道具ばかり。
つまり、それだけ種類と数が多いことになるし、そのニーズがあるということ。


では、どんなお店だったのかというと、まず入り口すぐの工具エリア。
ドイツBOSCHがかなりのスペースをとっていて、6列くらい全てBOSCHの工具。

こんなにあるんだ・・・と驚き、


あまりの多さに目がくらんできました。


続いて釘やネジ、

そして木工用の掃除機。


床材だけでも、木製で4,5列あって、


石製でも4列。こんなに種類が並べられているのを、初めて見ました。


それから水回りコーナー!

スウェーデンは、シャワーの文化です。お湯につかりません。
今回の滞在で借りている部屋はどちらもバスタブなし。

さらに言うなら、サウナ大好き!
一軒家の物件をみていても、バスタブがないのにサウナルームがあることも珍しくありません。

それにも関わらず、このBAUHAUSにはバスタブがずらりと展示されているんです。
日本の主流と同じ、はめ込み型が、ほらほらこんなに。


据え置き型も並べられています。ジャグジー機能付きが多いですね。

これ、7万5千円。バスタブって、もっと高いと思ってました。

さらにスパ型まで。大きい〜!


日本の方がお風呂文化ですが、日本のホームセンターよりずっと展示数が多い!
日本は業者にやってもらうのが常識になってしまった一方で、こちらでは自分でやる人が比較すると多いんでしょうね。

しかも、日本のバスタブよりもデザインが洗練されている気がする・・・。


もちろん配管資材も充実。


ペンキも何列もあります。


外に行くと、材木や土台のコーナー。
これでもか!というほど陳列されています。


やはり車で乗りこめる形式になっています。合理的〜。


おまけに驚かされたのは、子ども用の遊具。
滑り台とか、ブランコとか。庭に置く、親が作るためのものが売ってるんですよ!

完成した実物が展示されてました。

そういえば一軒家を見学すると、よく見かけるんですよ。
ブランコとか、トランポリンとか。庭に常設してある。
なるほど、こういう店で買って、自分で組み立てていたのか、と納得。


店内に戻って歩いていると・・・

さらに出た! なんと、、、

らせん階段。


らせん階段まで売っとるんかい!と関西風にツッコまずにはいられませんでした。


帰り際、お店の外に出てみると、「こんな小屋、作ってみよう」的においてありました。トドメの一撃・・・。



それにしても、BYGG MAXも、BAUHAUSも、日本ではありえない品揃え。
もはや別世界どころか、次元が違います。
ため息ひとつでませんでした。


たった40万人の都市で、これだけのDIYショップが成り立つ。

それが意味することの多さ、深さに、一番ショックを受けたのかもしれません。