衝撃の「TechShop」

GWの後半、勤め先の本社があるカリフォルニア州サンノゼに行ってきました。
いわゆるシリコンバレーです。

仕事は仕事で、実り多き出張だったわけですが、
面白いのは、オフの時間にふらっと立ち寄った時のお話。


まず、最もインパクトのあった「TechShop」(テックショップ)について触れたいと思います。


以前、「非電化冷蔵庫」を作った時にしみじみ思ったのは、

「工作に必要な道具が揃っていて、十分なスペースがあって、使い方などをアドバイスしてくれる人がいるお店」

があったら、どれだけ作業しやすいだろう、ということでした。

そこでビジネスプランも少し考えてみましたが、収益モデルがパッとせず、放っておきました。


ところが!

なんと、まさに思い描いていた、いや、それ以上のお店が、実際にあったんです。

それが、TechShopです。

早速、サンノゼ店の中をご紹介します。


受付を通ると、まずは、ずらっと並んだ作業台。


横にはさまざまな工具が揃えられています。


電圧や電流を計測する機械も、ずらっと並んでいます。


隣には、大型の裁縫の機械。業務用のサイズです。


プリント作業台も設置。もちろんTシャツのプリントもできます。


続いて、パソコンのエリア。
CADからグラフィックまで、デザインに必要なソフトが全て入っています。


木工の作業ルームもありました。
道具の使い方の講座中です。

大型の機械もあります。


いま話題の3Dプリンターも3台完備。


同じ部屋にプラスチック成形の機械と、


ガラスなどにデザインできるレーザーもあります。

金属加工も、小さな部品加工から、


大きな部品製造まで、できるようにしてあります。


ウォーターカッターまでありました!


ペイントする部屋もあります。
心置きなく塗り作業ができますね。



さて、これだけ充実の施設、一体どういうビジネスモデルで成り立っているのでしょう。

自分が一度考えて、放ってしまっただけに、とても気になります。


気になる、気になる・・・


で、気になりすぎたので、TechShopの社長にメールしてしまいました。

「会って話を聞かせてください!」


というわけで、次回はその顛末について書きたいと思います。