非電化冷蔵庫を作る理由

電気を使わなくても冷やせる非電化冷蔵庫。

なぜこんなものを作ったのか?


それは別に、いま使っている冷蔵庫をやめたいからじゃないし、

電気代を節約したいからでもない。


ただ、

 冷蔵庫なんて、電気を使わなくてもいい。

 買う以外にも、自分で作るという選択肢がある。

そんなことを実践したかったからだ。


だいたい、外はこんなに寒いのに、温かい家の中に冷蔵庫があるなんて、馬鹿げてる。

夏だって、クーラーつけてるのに、冷蔵庫から温風がでてるなんて、滑稽だ。


おかしいな、と思っていたところに、「非電化冷蔵庫」という解決策があった。

そしてこの冷蔵庫は売っていない。自分で作るしかない。

そしたら、作るでしょう。


で、作ってみると、いろんな反応があった。


親や友人は興味をもってくれて話のネタになるし、

同じように作ってみたい人とたくさんつながることができたし、

育児雑誌の記事にもしていただけることになった。


さらに、「作れたこと」が自信になったし、

他のモノでも作れそうなことも見えてくる。


冷蔵庫を作ることで、トータルで4日間の時間と労力、そして5万円というお金はかかったけれど、

それ以上に得るものがあったのも確かだ。



作った理由はもう1つある。


それは、僕はこの冷蔵庫を発明した藤村靖之さんの数多くいる弟子の一人で、

僕も藤村さんのように発明家になるのが目標だからだ。


しかし発明家としてはヒヨッコですらないので(まだタマゴ)、

まずは真似ることで腕を磨きたかった。

非電化冷蔵庫を自作するムーブメントが広げたい、という師匠の希望に貢献できることも嬉しい。



今年は、この冷蔵庫のワークショップを地元でやりたいし、新モデルも作ってみたい。

どこまで行けるのか、いまからワクワクする。

これも作ったからこそ、だ。