放射能から子どもを守る その8 対策:継続して知る

前回「対策:自分基準を持つ」の続き


いよいよ最後の対策です。

それは、「継続して知ること」です。


原発事故はまだ落ち着いていないし、地震もどうなるかわかりません。

継続してアンテナを張り続けていくことが大切です。

ただ、さまざまな情報が氾濫しているので、うまく選んで付き合っていくと良いと思います。


僕がオススメする情報源をいくつかご紹介します。


・ホームページ 

Save Child>は、まさに子どもを守る視点で本当によく最新情報がまとめられています。


ツイッター 

ツイッターでは、マスメディアで言われていることとは全く違う現場の声、本人の声が聞こえてきます。

たくさんの人たちが発信していますが、例えば<バジルさん>は3人のお子さんがいる東京在住のお母さんで、元地方議員です。

お弁当など、彼女の取り組みはとても参考になると思うので、ぜひフォローしてみてください。


・新聞

新聞なら東京新聞中日新聞)がベスト。

他の新聞とは一線を画すほど情報が鋭いです。

毎日、朝日、日経、読売と徐々に怪しくなります。

同じ日の各紙を比べてみると、全然言っていることが違いますよ。

新聞は中立なんかではなく、それぞれに立ち位置があることがよくわかります。


・本

京都大学の小出 裕章さんが書かれた「原発のない世界へ」は本当に良い一冊です。

小出さんの本は何冊もありますが、これが一番わかりやすく、アドバイスをもらえる一冊だと思います。

原発のない世界へ

原発のない世界へ


・映画

鎌仲ひとみさんが監督のドキュメンタリー映画「ヒバクシャ 〜世界の終りに〜」。

イラク劣化ウラン弾によって被ばくした子どもたち、日本のヒロシマ被爆者、そしてアメリカの原発地域の3か所を追いかけていく内容です。

答えを用意している作品ではなく、問いかける作品で、上映後に感想会を開くと良いと思います。

ヒバクシャ ~世界の終わりに~ [DVD]

ヒバクシャ ~世界の終わりに~ [DVD]


次回は「食べ物の注意点」についてです。