リサーチ

さて。

太陽光温水器を導入しよう!と決めた。

まずは、どんなものが世の中にあるのか、調べるところからだ。


市販のものは・・・

高機能だけど、当然高い。30万〜みたいだ。

高くて無理。


低機能でよくて、壊れても自分で直せて、そして安い。これが重要だ。

というわけで、自作モノを調べる。


1.ペットボトル式太陽光温水器

これは、2リットルのペットボトルを100本くらいつなげて、屋根に載せる形。
水道から水を流して、昼間に温め、夕方に浴槽に流し込むのだ。

この方式は、結構使われているみたい。
メリットは、超安い!こと。1万円強で出来てしまう。
デメリットは、ペットボトルを集めるのが大変なことと、設置がやや難しいこと、そして見た目が良くないこと。


でも、僕としては、せっかく作るのだから、人に見せて、「おお〜、なんかスゴイ。素敵。」と思われたい。

なので、ペットボトル式はパス。


2.非電化工房式太陽熱温水器

僕が師と崇める、藤村靖之先生(非電化工房代表)が、著書「テクテクノロジー」で紹介していた方法。

浴槽を貯水タンクにしておいて、太陽光電池で動くポンプで水を汲み上げ、屋根に置いたチューブを通ることで水が温められる方式。

うーん、なんかスゴイことをやっていそうな仕組みだ。
メリットは、技術が駆使されている感があるし、発電への発展も考えられそうなことか。
デメリットは、ちょっと高くて10万円くらいすること。そしてDIY(自作)初体験の身には難しそうなことだ。


というわけで、デメリットが僕には大きいのでパス。不出来な弟子ですみません、先生・・・。


3.パイプ式太陽光温水器


これは、1のペットボトル式を、塩ビパイプに変えただけ(ほぼ)。
直径100mm、長さ2mの塩ビパイプを10本程度並列に置き、それぞれをつないで屋根に載せる。
あとは同じく、水道から水を流して、昼間に温め、夕方に浴槽に流し込むのだ。


これのメリットは、見た目がなんかカッコイイこと。そして作るのも設置も簡単そうなこと。
デメリットは、費用が3〜4万円程度なので、ペットボトル式よりはやや高いこと。



というわけで、3のパイプ式を使って、我が家(といっても貸家だが)に太陽光温水器を作ることにしました。


※他にも、貯水タンクを高いところに設置して「サーモサイフォン」の原理を使ってお湯を作る方法などもあったけど、ウチには貯水タンクの置き場所がないの選外とした。