ごみを作らない暮らし

スウェーデンから学ぶ「ゴミを作らないくらし」というセミナーに参加してきた。
http://kurashifesta-tokyo.org/eco/


お目当ては講師のレーナ・リンダルさん。一度お話を伺ってみたかったのだ。

内容はとてもわかりやすくて、日本語もネイティブ並みに上手い。何よりも聞いていて面白い=話がうまい!

スウェーデンの話を聞くと、本当に日本の20年は先をいっているな、といつも感心する。セントラル・ヒーティングのシステムや、ビン缶のデポジット制、環境教育などなど・・・。学ぶべき点が本当に多い。

ちなみに、今日のレーナさんからの「ゴミを出さない暮らし」を実現するカギをいくつも教えてもらった。印象的だったのは「自然の存在感があること」「人間関係が充実していること」という2つ。
自然が身近にあることが、自然を大切にしようという気持ちを育み、ゴミを出すのは止める原動力になる。
人間関係が充実していれば、買い物でストレス発散するような無駄な消費が減る。
他にもたくさんあってちゃんとメモしたけど、日本にはまだまだ難易度が高いものばかりかも。。。


それにしても、スウェーデンの民主主義レベルは本当に高い。たぶん日本の100年くらい先だと思う。話を聞いていると悲しくなるほど、別世界だ。レーナさんいわく、「学校の役割は、民主主義教育をきちんとすること。これができていれば、社会問題を自分の責任としてとらえ、市民活動も活発になる」とのこと。
いや、全くその通りだと思うけど、日本はあと10年、20年たっても学校の役割は受験じゃないかな・・・。