養老孟司 対談記事
NB Onlineで見つけた養老さんの対談記事。
『養老孟司×隈研吾 「ともだおれ」思想が日本を救う』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080624/163456/
現代の社会問題が、合理性や効率化の追求の結果、社会が耐えられなくなってきているのでは、という観点で対談しています。
これが結構うなずかされる考え方があって、勉強になる。
少し長い連載記事だけど、特に↓の5つがよかったかな。
◇コンクリのビルは「信用」で建っている
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080903/169486/
◇命がけのリスクは「ともだおれ」だけが背負える
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080917/170756/
◇「アメリカ製の幻想が、日本で一番うまく効いちゃった」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080924/171562/
◇ラオスから眺める石油主導文明のたそがれ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080930/172143/
◇“参勤交代”で、都市と田舎は「ともだおれ」しよう
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20081104/176216/
特に最後の「“参勤交代”で、・・・」の記事は強くうなずかされる。
今日本を覆っている空気には、確かに「ミスを許さない」息苦しさがあるし、
少し考えれば当たり前のことが、全然メディアから聞こえてこなかったりする。
でも、日本がチンタラしているのとは関係なく、否応なしに新しい波がやってくる。
それに対応するためにも、ちゃんとアンテナ張っておかないとね。