森達也の衝撃

まだ今年は後一か月あるんだけど、

なんとなく今年を振り返ってみる。

そうすると、いろいろと悩んだり思いに耽ったりすることが多くて、

どうにもモヤモヤした感じだったなぁ、と。

そんな中、自分の中である程度はっきりした道筋を見極めようと、

とりあえずいろんな本を読んだが、

今年一番衝撃を受けたのは何と言っても森達也さんだ。

森さんは(元)テレビディレクターで、(ドキュメンタリー)映画監督、作家。

森さんを知ったきっかけは、森さんのとあるネット記事。

「何だこの人!すごい!」と思ったので、早速代表的な著作を入手。

今までほとんど気にもかけなかった、今のメディアの本質や問題、

さらには日本全体がどういう方向に進んでいるのか、

なぜそんなことになっているのかが、鋭く指摘されていた。

やー、もうどうしましょう。

言われてみて、始めてはっきりと日本の流れが相当マズイことがわかりました。

惰性で流されている場合ではない。

そんなわけで、森さんからどんどん情報を吸収しようと思い、

次から次への著書を読んでいき・・・。(といっても10冊くらいだけど。)

これだけ読めば、さすがにもう言いたいことはわかった気がします。(^^;)

まだ読んだことがない人、ぜひご一読あれ〜。

特にオススメは、

◇「世界が完全に思考停止する前に」

世界が完全に思考停止する前に (角川文庫)

世界が完全に思考停止する前に (角川文庫)

◇「放送禁止歌

放送禁止歌 (知恵の森文庫)

放送禁止歌 (知恵の森文庫)

でしょうか。

あとは、「いのちの食べかた」や「死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う」もすごく衝撃的だったな・・・。

いのちの食べかた (よりみちパン!セ)

いのちの食べかた (よりみちパン!セ)

死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う