近すぎて、許せない

なんだか、朝鮮学校の高校無償化でモメてるようで。
どうやら、発端は拉致問題担当相。

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朝鮮学校を巡っては、中井洽拉致問題担当相が拉致問題を念頭に対象外とするよう川端達夫文科相に要請。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100312-00000120-mai-pol

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子どもの教育を支援しよう、というのが意図なのに、国交や思想を理由に差別するのはナンセンス。

現に、国際条約の人種差別撤廃委員会からもクレームが。

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高校無償化の対象から朝鮮学校を除外するのは、日本が1995年に締結した人種差別撤廃条約違反に当たるとして、条約の国際監視・審査機関である人種差別撤廃委員会が、15日にも日本政府に対し、改善を勧告する見通しになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100313-00000010-mai-pol

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まぁ、この方針は結構支持されてるんだろうね。日本メディアの北朝鮮へのバッシングは、もう歯止めが利かないから・・・。
歴史的につながりもとても深いし、文化も似ているし。兄弟みたいなものだけに、近すぎて、自分(日本)と違う所が許せないのかな。北の話を聞くたびに、つい60年前の日本そっくりだと思うのだけど。


しかしどうしたもんかね・・・、と思っていた時、こんな希望を見つけた。

なんと、スウェーデン企業(といっても、たった3人の若者たち)が、メイド・イン・北朝鮮ジーンズを販売!

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2670744/4998537

一本2万円近くするジーンズ1,100本が、即日完売(首都ストックホルムにて)したそうな。

なんでスウェーデン!!??

と思ったんだけど、あえてこういう距離の離れた人たちの方が、変なしがらみがなく道を切り開けるのかもしれない。


プラス、やっぱりスウェーデンはスゴイ、と思ったのだった。