ワイン選びでの、嬉しい驚き

前回、美味しそうなチーズの話を書きましたが、今回はそのお供、ワインの話です。


スウェーデンでは、お酒はシステムボラゲットSystembolaget)というお店でのみ、買うことができます


コンビニやスーパーでは、アルコール度数3.5%以下の「薄い」ビールなどしか売っておらず、アルコールを市場化していないようです。なかなか興味深い制度ですよね。


ただ、実際にお店に行ってみると種類は豊富だし、値下げ商品もあるし、特に「専売」の悪いイメージはありません。


<システムボラゲットの入り口から>


それより、まず驚いたのがワインのサイズ!


日本でも、ボトル2本分(1.5リットル)を四角い紙のパッケージで売っているのを見かけます。そのほうが物流的にも低コストなので、同じワインを割安で手に入れることが出来ます。


ところが・・・


こちらでは、その倍、ボトル4本分(3リットル)の箱ワインが、ゴロゴロ並んでいるのです!



どれだけ飲むんだ、こっちの人は・・・。バーベキューチーズが大好きだから、それと一緒にワインも大好きなんだね、きっと。



そして次に驚かされたのが、その箱ワインの種類がとにかく多いこと。瓶ワインは壁の周りに配置され、お店の中央を箱ワインが占拠しています。


つまり、売れ筋が3リットルの箱ワインで、瓶はちょっと特別な位置付けにされています。


そして箱ワインのデザインも、すばらしい。







だいたいどれも2000円くらいです。
ボトル4本分ですから、1本当たりたった500円!


しかも!!!


上の写真のワインは、全てオーガニックワインです。


オーガニックワインだけで、3リットル箱でこれだけの品揃えがあって、デザインが良くて、しかも安い。



ちなみに、スパークリングや、ロゼ、ロゼ・スパークリングのオーガニックもありました。日本では見たこと無いなぁ。このあたりでも、1本1000円くらいです。

<スパークリング>

<ロゼ>

<ロゼ・スパークリング>




そして結局選んだのは、コレ! 見た目に惹かれました。


これも3リットル入りで、オーガニック・ワインです。


そして家に帰って早速・・・


買っておいたヴェステルボッテン・チーズをお供に、美味しく頂いたのでした。


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※※※おまけ※※※

変化球として、こんなパッケージも。

詰め替え用洗剤みたいですが(笑)、
温室効果ガス80%削減」「ガラス瓶より90%ゴミ削減」を謳っています。